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デザイン資源のデジタルアーカイブ
所蔵分類名称(登録名)
UKABI
UKABI
- カテゴリー
-
- #Product
- 制作年(初号)
2022
- 発売年
2022
- 製作者
德本達郎(株式会社ジャクエツ 社長)、紅谷浩之(医師 / オレンジキッズケアラボ代表 遊具監修)、田嶋宏行(株式会社ジャクエツ デザイナー)
- 販売元
株式会社ジャクエツ
- 製造元
株式会社ジャクエツ
- サイズ
-
W1000 × D1000 × H636mm
- 素材・技法
FRP、鉄
- 意匠登録番号
登録なし
- 肖像権・パブリシティ権保持者
該当なし
- 著作権登録番号
登録なし
- 関連リンク
- 所蔵についての問い合わせ先
株式会社ジャクエツ スペースデザイン&パブリックスペース開発課
浮かぶような揺れを楽しむスプリング遊具「UKABI」
詳細説明
「UKABI」は、医療的ケア児たちや、医師であり医療的ケア児の支援活動にも取り組む紅谷浩之氏の監修、遊具デザイナー、そして地域のプレイヤーなど、さまざまな人々の協働によって開発されたスプリング遊具です。
身体の障がいによって、従来の馬型のスプリング遊具に「またがる」ことが難しい子どもたちは、これまで遊びの機会を失っていました。UKABIは、そうした子どもたちも一緒に遊べるスプリング遊具を目指し、試行錯誤の末に生まれた“浮き輪型”の形状を持つ新しい遊具です。
浮き輪のような円形の座面に座ったり、寝転んだりすることで、まるで浮かんでいるような揺れを感じることができます。自分がどのように動くとどんな揺れが生まれるのか――その運動感覚と感覚のフィードバックを自然に体験できる設計となっています。
従来の馬型スプリング遊具が「またがることができない子どもを排除してしまう」という課題に対し、UKABIは形状そのものを見直し、誰もが自分らしい姿勢で揺れを楽しめるデザインにしました。初めてスプリング遊具に乗る子どもでも、健常児と同じように揺れを感じ、自らの動きで反応を楽しむことができます。
実際の遊び場では、健常児がリラックスした姿勢で揺れを楽しんだり、身体全体を使って揺らして遊んだりする姿が見られます。一方で医療的ケア児は、座面の上でくるくると回ったり、座面を叩いて音を奏でたりと、それぞれの個性を生かして自由に遊んでいます。近年では公園などへの導入も進み、障がいの有無や年齢を超えて、親子や友だちが一緒に乗ったり見守りながら遊んだりする光景が広がっています。遊び終えたあともふわりと揺れが残り、まるで“余韻”のように遊びの記憶をとどめる様子が印象的です。
アワード受賞歴
「障害の有無に関わらず誰もが遊ぶことができる遊具」の開発プロジェクト「RESILIENCE PLAYGROUND プロジェクト」にて、GOOD DESIGN AWARD 大賞(内閣総理大臣賞)(2024)、KIDS DESIGN AWARD 賞審査委員長特別賞(2023)。
photo by. Kyoko Kataoka